検査について
当院では、患者さんの状態により
- 血液検査
- 各種心理検査
を実施致します。
各種検査のご案内
血液検査
初診時、また3ヶ月に1回程度にて血液検査を致します(他院などで定期的に検査をされる方はこの限りではありません)。
こちらは薬物治療において臨床検査値に変化がないか確認することと同時に、体調の変化なども把握するためです。
同時に身長、体重、バイタルなども看護師が確認いたします。
心理検査・カウンセリング
心理検査は、評価を下し得点の高低をみるものではありません。
ご自身の性格傾向や社会生活を送るにあたっての得意・不得意を客観的に知ることで、よりよく適切なサポートを受け、対処法を学習していくためのものです。患者様が社会生活を安心して送れるよう検査から結果の説明まで、「分かりやすく活用しやすい」をこころがけ、丁寧に説明させて頂きます。
(WAIS-Ⅳ)ウエクスラー成人知能検査
現在、世界で広く使用されている成人知能検査です。
全体的な知的能力や記憶・処理に関する能力を測定することで発達障害の診断やサポートに活用します。また、復職や職業選択の際に、ご自身の得意・不得意などを知ることもできます。
(AQ)自閉症スペクトラム指数
自閉傾向を測定する質問紙で、現在は高機能自閉症やアスペルガー障害(ASD)を含む自閉症スペクトラム障害の診断に活用されています。
CAARS
注意欠如・多動性障害(ADHD)の症状の程度を把握する質問紙です。不注意・多動性・衝動性・自己概念の4項目の程度を測定できます。
内田クレペリン検査
心理検査のなかでも「作業検査法」と呼ばれる種類の検査になります。簡単な一桁の足し算を前半と後半で各15分間ずつ合計30分間行います。全体の作業量等から受検者の性格や行動面の特徴を総合的に測定します。
(TEG)東大式エゴグラム
5種類の自我状態を測定するための質問紙です。得点を棒グラフ化し、自己の性格や行動パターンについて把握します。
カウンセリングとは対話をしながら自分を深く理解し、自分らしく生きていくための営みです。また、様々な問題に対して具体的なアドバイスや解決策もお伝えすることで、実際の生活改善につながるという良さもあります。当クリニックでは、相談内容や相談者様の性格などにも配慮しながら安心して受けて頂けるよう努めております。